パズル道場(6)

「本来の楽しさを体感する」について

算数の「本来の楽しさ」は何でしょうか?

これは、正解を求める事ではありません。正解を求めて気分がよくなるのは達成感です。算数の本来の楽しさは「考えるプロセス」です。考える時間そのものです。

 

したがって、簡単な問題は、「達成感」は感じられても「本来の楽しさ」は感じられません。難しい問題でなければ「本来の楽しさ」は感じられないのです。もちろん、心が折れてしまうほど難しい問題ではダメですが。。。

 

考えている時間をさらに楽しくするには、自分で作戦を発見して、その方法で考えることです。他の人から教えてもらった方法で考えても楽しいのですが、自分の作戦で考えたならその何倍も楽しさを体感する事ができます。

 

この「本来の楽しさ」を体感して得たやる気は、長続きします。

一生続く場合もあります。ハードルが高くなっても、ほとんどの場合クリアします。

 

ただし、体感するまでに時間がかかります。

パズル道場で身につけさせるものは何かという事をご理解いただき、あせらず継続して取り組むことをオススメします。